社会医療法人財団慈泉会 相澤病院 内定
工学部臨床工学科 4年
長野県岡谷南高等学校出身
工学部臨床工学科 4年
長野県岡谷南高等学校出身
父が公務員だったので、将来は公務員になろうと思っていましたが、母が看護師なので、臨床工学技士を目指すことにしました。というのも、神奈川工科大学のパンフレットで臨床工学科が新設されることを知り、医療と工学の両方が学べることに魅力を感じたからです。一期生なので先輩がいない分、自分の力で挑戦できるのもよいと考えました。
4年次に大学病院で実習を行いました。最初の1週間はとても緊張しましたが、最初に配属された部署はスタッフの方が少人数だったため、「自分から積極的に行動するように」と言われました。このアドバイスを実践していくことで、日に日に実習を楽しめるようになりました。透析の回路の組み方は、大学で学んでいましたが、実際の病院では、プラスアルファの学びが多くあり、非常に勉強になりました。
Uターン就職し、地元の医療に貢献したいと思い、症例集の冊子を参考に病院を探し、松本市の相澤病院で手術や救急の症例が多いことを知り、病院見学をしました。病院内の明るい雰囲気に惹かれたことと、面接で「臨床工学技士は、何が大切ですか」と質問をし、「コミュニケーションです」と言われ、ここで働きたいと強く思いました。また、将来は救命医療に携わりたいので、透析や呼吸など、あらゆる部門で働けるジェネラリストの技士になりたいです。
人工の模擬血液を作成し、超音波で流れと分離の測定をする卒業研究を行いました。人工心肺で模擬血液を使って実際に確認できるので生体に活かせると思いました。
臨床工学技士の医学や工学などの勉強は、初めてのことばかりでとても新鮮でした。機械操作がメインだと思っていましたが、透析など患者さんと触れ合う機会も多く、信頼関係を築いていく大切さも知りました。