理系女子のミライ
女子で理系に進学したら、その先は?就職は?と気になりませんか?
KAITで4年間を過ごした卒業生に、今の仕事や、プライベートの過ごし方などを聞いてみました。
大学卒業後の「ミライの自分」を想像しながらご覧ください。
入社3年目 今のワタシ
やりがいは?
自分が関わった製品が店舗に並んでいるのを見たときにやりがいを感じます。初めて店頭で見たときには、「あっ!これ!」と2度見して、すぐに買いました。使っているときも「これは私がつくったんだぞ!」と、ウキウキして気持ちがちょっと上向きになります。それと、たまたま見ていたファッション誌に「この化粧品がすごくいい!」と紹介されていたときもうれしかったです。私たちがつくっている製品を、ファッション誌でプロが好評価しているということが自信につながります!
学生時代は研究職を目指したいと思っていましたが、今は品質管理の仕事がとても気に入っています。実際にやってみたら楽しかったというのが1番の理由で、不良品を出さないために「最後の確認をきちんとする部署」というところも「いいな!」と思っています。
入社3年目 今のワタシ
大学生活を振り返って思うこと
授業や広報学生スタッフ*の活動の中で、他学科の人や学年が違う先輩・後輩と交流することが多く、さまざまな考え方や価値観があることを知ることができましたし、かけがえのない友達をつくることもできました。また、海外研修に行ったことも有意義な経験でした。
*広報学生スタッフ:大学職員と一緒に、オープンキャンパスの様々な企画や運営に携わっている学生団体。
大学で学んだことのうち、特に実験の基礎的なスキルが仕事で役立っています。口頭で検査内容を説明された時、何をすればいいか想像がつきやすいのは、基礎知識があるからだと思います。 また、コミュニケーションの方法やスケジュールを管理する力は、学生スタッフの活動で培われました。どう説明すれば伝わりやすいか、いくつもある仕事の中でどれを優先するかを考える力がつきました。
大学3年生の終わりからコロナ禍になってしまって、卒業研究が思うように進められないなどいろいろな影響を受けましたが、振り返ればとても楽しい4年間でした。先生が私たちの話をよく聞いてくださって、いろいろな研究や実験ができたましたし、KAIT工房では自由にものづくりができるので、自分がつくりたいときに好きなものをつくることもできました。やりたいことを自分がやりたいようにできるというのは、大学が柔軟だからで、そこが良いなあと思っています。
製品が規定通りに作られているかを検査する「品質管理部」で働いています。女性が多く、和気あいあいとした雰囲気です。仕事の連携ができていて分からないことも聞きやすいし、「これどうするんだっけ」と悩んでいる時には声をかけてもらえるので、とても働きやすいです。社内には神奈川工科大学の先輩が本当に多くて、出身大学を聞かれて「神奈川工科です」と答えたら、「俺も!」「私も!」みたいな感じで驚きました。