総合型選抜(講義レポート方式)

学部・学科ごとの「総合型選抜(講義レポート方式)の選抜方針」を理解する方が対象となります。
なお、出願に際しては、必ず「募集要項」をご確認ください。

募集要項&出願関係書類

実施学部学科

工学部 機械工学科(機械工学コース/自動車システム工学コース/環境・エネルギー工学コース)
電気電子情報工学科(電気電子情報工学コース/情報エレクトロニクスコース)
応用化学生物学科(応用化学コース/応用バイオコース/生命科学コース)
情報学部 情報工学科
情報ネットワーク・コミュニケーション学科
情報メディア学科
情報システム学科
健康医療科学部 看護学科
管理栄養学科
臨床工学科

選抜日程

第1期

インターネット出願登録期間
(検定料振込)
9月9日(土)~9月20日(水)15:00まで
出願書類提出期間9月9日(土)~9月20日(水)<消印有効>
(郵送のみ受付)
1次選抜9月30日(土)
合格発表日(1次)10月4日(水)
2次選抜10月4日(水)~10月11日(水) <消印有効>
(郵送のみ受付)
合格発表日(最終)11月1日(水)
入学手続き締切日11月9日(木)<消印有効>
(郵送のみ受付)
延納手続き締切日※12月7日(木)<消印有効>

※[延納制度]入学手続き締切日までに入学金を支払うことにより、授業料等の支払い期限を延納手続き締切日まで延長できる制度です。詳細は募集要項をご参照ください。

※同一学科に複数回出願することはできません。

第2期

インターネット出願登録期間
(検定料振込)
10月5日(木)~10月13日(金) 15:00まで
出願書類提出期間10月5日(木)~10月13日(金)<消印有効>
(郵送のみ受付)
選抜試験10月21日(土)
合格発表日11月1日(水)
入学手続き締切日11月9日(木)<消印有効>
(郵送のみ受付)
延納手続き締切日※12月7日(木)<消印有効>

※[延納制度]入学手続き締切日までに入学金を支払うことにより、授業料等の支払い期限を延納手続き締切日まで延長できる制度です。詳細は募集要項をご参照ください。

※同一学科に複数回出願することはできません。

出願要件

本方式を実施する各学部学科の「総合型選抜(講義レポート方式)の選抜方針」を理解する者で下記のいずれかに該当し、合格した場合に入学を辞退しない者。

  1. 高等学校(中等教育学校の後期課程を含む)を卒業している者(2023年度卒業見込みの者を含む)。
  2. 通常の課程による12年の学校教育を修了した者及び2024年3月修了見込の者。
  3. 学校教育法施行規則(昭和22年文部省令第11号)第150条の規定により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められた者及び2024年3月31日までにこれに該当する見込の者。
    1. 外国において学校教育における12年の課程を修了した者及び2024年3月31日までに修了見込の者、またはこれらに準ずる者で文部科学大臣が指定した者。
    2. 文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程、または相当する課程を有するものとして認定、または指定した在外教育施設の当該課程を修了した者、または2024年3月31日までに修了見込の者。
    3. 専修学校の高等課程(修業年限が3年以上であることその他の文部科学大臣が定める基準を満たすものに限る。)で文部科学大臣が別に指定するものを文部科学大臣が定める日以後に修了した者、または2024年3月31日までに修了見込の者。
    4. 文部科学大臣の指定した者。
    5. 高等学校卒業程度認定試験規則による高等学校卒業程度認定試験に合格した者および2024年3月31日までに合格の見込の者で、2024年3月31日までに満18歳に達する者(大学入学資格検定に合格した者を含む)
    6. 学校教育法第90条第2項の規定により大学に入学した者であって当該者をその後に入学させる大学において、大学における教育を受けるにふさわしい学力があると認めた者で2024年3月31日までに満18歳に達する者。
    7. 本学において、個別の入学資格審査により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者で、満18歳に達した者、または2024年3月31日までに満18歳に達する者。

試験内容

出願時
【提出書類の作成】
〇志望理由書は募集要項巻末の用紙を利用するか、本学ホームページからダウンロードしてください。
志望動機、勉学目的・意欲等について600字以上800字以内で作成してください。作成はHB黒鉛筆を使用し横書きにしてください。
試験日 【講義】
学科ごとに提示するテーマ(募集要項参照)の講義を受講します。
【レポート作成】
講義に関するレポートを作成し提出します。
【面接】
レポートに関する質疑応答を含む。受験者1名あたり20分程度。

選考方法

1次選抜(第2期では1次選抜のみとなります)

講義およびレポート
(配点割合40%)
講義の受講態度、レポートを通じて、『思考力・判断力・表現力』、『主体性・多様性・協働性』、『知識・技能』を評価し、学科への適性を評価します。
面接
(配点割合40%)
「大学進学目的および勉学意欲の確認」、「各学科の評価内容に関しての確認」を中心に、『思考力・判断力・表現力』、『主体性・多様性・協働性』、『知識・技能』を評価します。(1名約20分間)。(受験者1名に対して面接員2名で実施)
書類審査
(配点割合20%)
志望理由書、指定書類、調査書等を幅広く審査
『知識・技能』、『主体性・多様性・協働性』(志望理由書に明記)を評価します。
※英語検定等で文部科学省が定義する4技能のCEFR換算でB1以上の資格を取得している場合は、書類審査点に加算されます。ただし、配点割合を超えて加算することはありません。また、資格を取得していないことを理由に減点することはありません。

工学部、情報学部、健康医療科学部(看護学科、臨床工学科)

  1. 講義受講時の様子、面接、レポート、調査書を評価します。
  2. 講義(45分間)後、レポート作成(60分間)、面接(約20分間)を実施し評価します。

健康医療科学部(管理栄養学科)

  1. 講義受講時の様子、面接、レポート、調査書を評価します。
  2. 講義(45分間)後、講義の理解および高等学校までの自然科学(生物、化学、数学など)の基礎的事項についての適性検査を課します。

2次選抜(第2期では実施しません)

課題レポート提出 大学が提示する課題をレポート(1,100~1,200字以内)にまとめて提出する。

テーマと内容

第1期

学科・コース【記号】 テーマ・内容
機械工学科
(機械工学コース)
【M1-1】
テーマ:物体の振動の解析-振子の振動や機械の振動など-
物体の振動を機械力学の方法を用いて解析するとどういうことがわかるか? 振子の等時性や、機械の共振現象などを講義します。
機械工学科
(自動車システム工学コース)
【M1-2】
テーマ:自動車システム工学に関して(電気自動車)
近年自動車は、 機械と電気と情報の技術が融合した高度な機械システムとして日々進化しています。その中から、電気自動車に関して社会への影響・技術・物理の基礎的計算例題を講義します。
機械工学科
(環境・エネルギー工学コース)
【M1-3】
テーマ:地球環境とエネルギー
現在、地球温暖化ガスの排出やエネルギーの枯渇が問題になっています。このレクチャーでは、地球環境を守るための「自然エネルギー」や「エネルギーの有効利用」について講義します。
電気電子情報工学科
(電気電子情報工学コース)
【E1-1】
テーマ:再生可能エネルギーの基礎
太陽光・水力・風力・地熱などの再生可能エネルギーの特徴と電力に変換する仕組みについて講義します。
電気電子情報工学科
(情報エレクトロニクスコース)
【E1-2】
テーマ:情報エレクトロニクスの基礎
現代の日常生活はさまざまなエレクトロニクス技術に支えられています。その中で基礎となる電気回路の直流や抵抗に関して学んで、レポートを作成してもらいます。
応用化学生物学科
(応用化学コース)
【C1-1】
テーマ:物質量の求め方
化学の基本単位である物質量について講義します。結晶構造からアボガドロ数を求める方法について学び、実際のアボガドロ数の求め方について演示実験などを通じて考察します。
応用化学生物学科
(応用バイオコース)
【C1-2】
テーマ:生物を利用した技術に関するテーマ
生物がつくる様々な酵素のはたらきについて多くのことがわかってきました。この酵素のはたらきや、そのはたらきを応用して生み出された、私たちの健康・暮らし・環境を改善する様々なバイオテクノロジーについて講義します。
応用化学生物学科
(生命科学コース)
【C1-3】
テーマ:細胞と、細胞によって構成される身体のつくりに関するテーマ
細胞は生命の最小単位です。細胞の構造や働き、細胞によって成り立つ社会としての動植物の身体のつくりについて講義します。
情報工学科
【I1-1】
テーマ:アルゴリズムとプログラミング
アルゴリズムの必要性と表現方法を講義します。プログラムの制御構造や作り方については、基本的に一般のプログラミング言語を用いず、日本語を用いて講義します。
情報ネットワーク・コミュニケーション学科
【N1-1】
テーマ:インターネットとネットワークの仕組み
コンピュータからインターネット上のWebサーバーの情報を得るまでの基本的な流れを踏まえ、ネットワークプロトコルの基本的な概念、ルーターなどのネットワーク機器の役割、IPアドレスやドメイン名などの事柄について講義します。
情報メディア学科
【D1-1】
テーマ:メタバース、AI(人工知能)、デジタルデザイン、XR(クロスリアリティ)
デジタル技術を活用した画像、映像、音楽などを制作するための知識と、それらに関わるエンジニアやクリエイタ、および両者を繋ぐ人材の必要性について触れる。特に、継続的に進化を続けているXR(AR、MR、VR)に焦点を当て、メタバースやAIとの関連についても解説を行う。
情報システム学科
【S1-1】
テーマ:情報システム技術に関するテーマ
本講義では情報システムの代表的な例としてロボットを取り上げます。ロボットはセンサ、モータ、コントローラなど様々な要素を組み合わせたシステムといえます。講義ではロボットの環境認識(画像計測やレーザ計測など)、行動計画(移動経路生成や障害物回避など)、駆動制御(車輪制御やアーム制御など)における情報技術に関するテーマについて解説を行います。
看護学科
【U1-1】
テーマ:「食べる」 ことを支援する看護
「食べる」という行為は生きるうえで重要です。そして「食べる」という行為は一見簡単に見えますが、様々な体の機能を使う複雑な行為です。食事をすることの意義、食べるメカニズムを理解し、看護師として「食べる」行為ができない患者に対してどのような援助が必要なのかを考えます。そして「食べる」ことを支援する様々な医療職の中での看護師の役割について講義します。
管理栄養学科
【L1-1】
テーマ:おいしさを感じる体の仕組み
私たち人間がおいしさを感じるメカニズムについて学びます。このレクチャーでは、特に味蕾(味覚の感覚器)によって知覚する五基本味をとりあげ、人の嗜好の確立とおいしさの認知について解説します。なお、高等学校までの自然科学(生物、化学、数学など)に関する基礎的な事項の理解度も評価します。
臨床工学科
【A1-1】
テーマ:酸塩基平衡
呼吸・循環・代謝の治療機器を取り扱う臨床工学技士にとって、体内で産生された酸の代謝過程を理解することは重要であり、そこには酸と塩基が絶妙なバランスを保とうとする仕組みが存在します。本講義では、生体内におけるpH(水素イオン濃度)の調整とその代償機能について解説を行います。

第2期

学科・コース【記号】 テーマ・内容
機械工学科
(機械工学コース)
【M2-1】
テーマ:機械工学における金属材料の力学
機械、 構造物や工業製品の設計 ・ 製造に必要な金属材料の力学に関して、「ものづくり」 の基礎を学んでいきます。そして、関連する新素材の現状と動向についても講義します。
機械工学科
(自動車システム工学コース)
【M2-2】
テーマ:自動車システム工学に関して(自動運転)
近年自動車は、機械と電気と情報の技術が融合した高度な機械システムとして日々進化しています。その中から、自動運転に関して社会への影響・技術・物理の基礎的計算例題を講義します。
機械工学科
(環境・エネルギー工学コース)
【M2-3】
テーマ:ボールの軌道変化に関する流体力学的考察
本年3月のWBCでは日本が優勝したが、特に日本の強力な投手陣が世界中の耳目を集めた。投手はボールに加える回転を変化させることによって空力を操り、威力のあるボールを投げている。このレクチャーでは球体に作用する空力に関して解説します。
電気電子情報工学科
(電気電子情報工学コース)
【E2-1】
テーマ:直流と交流
電気の正体について解説し、「オームの法則」をもとに、「電圧」「電流」「抵抗」の関係を説明します。さらに、電池から得られる直流の電気と発電所から送られてくる交流の電気について講義します。
電気電子情報工学科
(情報エレクトロニクスコース)
【E2-2】
テーマ:生活と情報エレクトロニクス
生活の中にある情報エレクトロニクス技術に関して、スマートハウスの機能、ホームロボットの機能、LED照明の消費電力のいずれかのテーマで講義します。講義をもとにして、将来の技術について考えてレポートを作成してもらいます。
応用化学生物学科
(応用化学コース)
【C2-1】
テーマ:酸と塩基
水溶液の性質である「酸と塩基」について学びます。お酢を用いた中和滴定の実験などを通じて、価数の概念や酸濃度の求め方などを学習します。
応用化学生物学科
(応用バイオコース)
【C2-2】
テーマ:生物を利用した技術に関するテーマ
生物がつくる様々な酵素のはたらきについて多くのことがわかってきました。この酵素のはたらきや、そのはたらきを応用して生み出された、私たちの健康・暮らし・環境を改善する様々なバイオテクノロジーについて講義します。
応用化学生物学科
(生命科学コース)
【C2-3】
テーマ:細胞と、細胞によって構成される身体のつくりに関するテーマ
細胞は生命の最小単位です。細胞の構造や働き、細胞によって成り立つ社会としての動植物の身体のつくりについて講義します。
情報工学科
【I2-1】
テーマ:アルゴリズムとプログラミング
アルゴリズムの必要性と表現方法を講義します。プログラムの制御構造や作り方については、基本的に一般のプログラミング言語を用いず、日本語を用いて講義します。
情報ネットワーク・コミュニケーション学科
【N2-1】
テーマ:インターネットとネットワークの仕組み
コンピュータからインターネット上のWebサーバーの情報を得るまでの基本的な流れを踏まえ、ネットワークプロトコルの基本的な概念、ルーターなどのネットワーク機器の役割、IPアドレスやドメイン名などの事柄について講義します。
情報メディア学科
【D2-1】
テーマ:メタバース、AI(人工知能)、デジタルデザイン、XR(クロスリアリティ)
デジタル技術を活用した画像、映像、音楽などを制作するための知識と、それらに関わるエンジニアやクリエイタ、および両者を繋ぐ人材の必要性について触れる。特に、継続的に進化を続けているXR(AR、MR、VR)に焦点を当て、メタバースやAIとの関連についても解説を行う。
情報システム学科
【S2-1】
テーマ:情報システム技術に関するテーマ
本講義では情報システムの代表的な例としてロボットを取り上げます。ロボットはセンサ、モータ、コントローラなど様々な要素を組み合わせたシステムといえます。講義ではロボットの環境認識(画像計測やレーザ計測など)、行動計画(移動経路生成や障害物回避など)、駆動制御(車輪制御やアーム制御など)における情報技術に関するテーマについて解説を行います。
看護学科
【U2-1】
テーマ:チーム医療における看護師の役割
看護職は多くの職種と協力・連携しながら、人々の健康への援助を行い、チーム医療を進めています。人々の健康を支える多種多様な職種の仕事、看護職の役割について講義します。
管理栄養学科
【L2-1】
テーマ:食品ロス削減とSDGs
食品ロスの削減と「持続可能な開発目標(SDGs)」関連についてレクチャーします。日本の食品ロスの現状と国の取り組みから、食品ロス削減のために私たちが出来ることを考えます。なお、高等学校までの自然科学(生物、化学、数学など)に関する基礎的な事項の理解度も評価します。
臨床工学科
【A2-1】
テーマ:生体組織の電気特性
生体組織を抵抗体や誘電体としてモデル化することで、外部から直流や交流の電圧を加えたときにどれぐらい電流が流れるか、という電気特性を考えることができます。本講義では、生体組織を抵抗やコンデンサでモデル化し、電気的等価回路とその特性について解説します。

書類審査に加算される資格

英語検定等で文部科学省が定義する4技能のCEFR換算でB1以上。

入学者選抜会場

会場神奈川工科大学
最寄駅小田急線本厚木駅
所在地神奈川県厚木市下荻野1030