三木プーリ株式会社
伝動技術部 CF技術課
田中 飛呂
工学院大学附属高等学校出身
工学部機械工学科
2020年3月卒業
設計から試作品の性能評価まで ものづくりに携わるやりがい
神奈川工科大学を選んだ理由
大学への進学は、理系の大学で勉強も野球も続けたいという思いからでした。野球部が強く練習環境が整っていたことと、理工系の学科が揃っていたことが進学の決め手になりました。その中から機械工学科に進学したのは、さまざまな産業で求められるスキルが身につけられて、将来の仕事でもきっと役立つと感じたからです。
大学時代
野球部と勉強の両立は大変でしたが辛くはなかったです。周囲は野球が上手い人ばかりだったので挫折も味わいましたが、「守備力を磨いてチームに貢献する」という目標を見つけたことで、4年生まで続けることができました。勉強面では、授業や実習を通して機械部品1つ1つの役割の大きさに魅力を感じました。大学で学んだ4力学※、そして機械設計などの知識と技術が、自分の手で物を作り問題を解決しながら知識を深めていく現在の仕事の土台になっています。
※4力学:機械力学、材料力学、熱力学、流体力学
現在の仕事
船舶や建設機械で使用されるエンジン、ポンプ、プロペラ、発電機などを接続する「カップリング」という製品の、設計・図面作成から試作品の性能評価までを担当しています。ものづくりの一連の工程を手がけられることがおもしろく、自分で1から考えて設計した製品が形になったときには大きなやりがいを感じました。仕事の難易度が上がるにつれて機械工学はもちろん、それ以外の知識も必要になってくるので、難しい仕事にも対応できるように知識を深めていきたいです。