武田薬品工業株式会社
グローバルクオリティ
製薬品質センター
光製薬品質部
無菌性保証室 微生物試験グループ
  川嶋 春菜 神奈川県立秦野高等学校出身
応用バイオ科学部応用バイオ科学科
(現 工学部応用化学生物学科)
2018年3月卒業

安全な医薬品を人々が使えるように 徹底した品質管理を担っています

神奈川工科大学を選んだ理由

高校時代、生物全般が好きで、関連分野を深く学びたいと考えていました。その中でもバイオテクノロジーは成長分野だと思っており、応用バイオ科学部という名称から生物以外の様々な分野も学べると考え、神奈川工科大学を選びました。

大学時代

入学当初は理系科目全般を学んで、視野を広げながら研究の土台となる基礎を身につけ、卒業研究に必要な知識を獲得しました。研究室に所属後は、漢方に使う植物を効率的に増やす手段をテーマに卒業研究を進めました。畑で種から育てるのではなく、培地(植物を人工的に増やす環境)で、植物ホルモンを加えるなどの条件を受け、どの方法が成長しやすいのかを調査しました。予測して試し、結果を探る実験が好きだと自分の適性を知ることができた経験です。

現在の仕事

製薬会社で医薬品の品質管理をしています。中でも微生物に特化し、菌を使用した試験など行っています。また、医薬品によっては微生物の混入薬が投与されると患者の方にとってリスクになる製品があります。そこで、菌が混入した時に検出できるような管理方法の開発や検討等も行っています。現在は、試験室リーダーを任されていますが、もっと成長し、微生物に関する品質管理の分野をリードしていく人材になりたいです。

高校生への

理系のみの神奈川工科大学は、理系業界への就職支援がしっかりしています。学部卒では難しい研究職を志望していた私ですが、学生の希望に応じた提案、アドバイスをしてもらえ、今の仕事と出会えました。深く追究した先に、自分のやりたいことが見えてくるので、理系に進みたい人は、神奈川工科大学で自分の「好き」を探してみてください。