ミツイワ株式会社
第三プラットフォームソリューション部
プラットフォームソリューション第一課
  米澤 佑美 久喜高等学校出身
創造工学部ロボット・メカトロニクス学科(現 情報学部情報システム学科)
2021年3月卒業

ロボットの研究で身につけた考え方や力は IT インフラの仕事でも活きています

神奈川工科大学を選んだ理由

小学2 年生からロボットを製作して大会に参加していた私にとって、ロボットは自分と一緒にいてくれる存在でしたが、一般的なイメージは「産業用ロボット」であることにギャップを感じていました。そんなとき、神奈川工科大学のオープンキャンパスに参加し、ロボット・メカトロニクス学科では、主に「人と共存するロボット」を研究していることを知りました。ここなら学びたい分野を学べ、「ロボット」に感じているギャップも埋められるかもしれないと進学を決めました。
※現 情報学部 情報システム学科

大学時代

ロボット製作に必要な知識や技術以外に、人間工学なども学び、プロジェクト研究や卒業研究では介護ロボットについて取り組みました。特に印象的だったのが、先生から言われた「産業用ロボットの定義から考えると、パソコンやカメラもロボットの1つ」という言葉です。この言葉をきっかけに、どんなロボットも人と共にあるのだと思えるようになりました。また、インターンシップで「ITインフラ」という分野を知り、情報システムもロボットの1つと捉えることで、そのサーバーやネットワークに関われば間接的にロボットに携われるのだと気づきました。

現在の仕事

IT企業でインフラエンジニアとして働いています。担当しているのは情報システムの保守・運用で、主な仕事は、お客様のITインフラに関する困り事の解決と機械やシステムの点検です。システムや機械をトラブルなく運用することが目的であり、そこにやりがいを感じています。お客様との会話からトラブルの可能性を察知して対応をすることもあるので対話力も大切です。仕事の進め方は、気になることを追求して調べていった大学時代の研究と共通することが多く、分野は違っても大学で身につけた力が活きています。

高校生への

2年生から就活を始めてインターンシップにも何度も行き、今の勤務先に出会いました。インターンシップは、会社や仕事について考え、自分に合う分野を探すきっかけになるので、とてもおすすめです。私は学びたかったことを学び挑戦したことで、卒業後の自分の可能性が広がりました。大学では専門分野以外にも学べる授業がいろいろあります。気になることがあったら、自分を信じてそこに飛び込んで可能性を広げていってください。