厚木市立小鮎中学校
1年生学級担任 技術科教諭
  川上 翔平 長野県上伊那農業高校出身
工学研究科応用化学・
バイオサイエンス専攻博士前期課程
2022年3月修了
工学部応用化学科(現 工学部応用化学生物学科)
2020年3月卒業

技術の授業を通して 「技術科の先生になりたい!」と思う生徒を育てたい! 「技術科の先生になりたい!」 と思う生徒を育てたい!

神奈川工科大学を選んだ理由

高校生の頃、生命について興味があり、私たちの身体を作る小さな物質や微生物について勉強したいと思っていました。そうした中、神奈川工科大学の「研究室ガイド」で、生物が生きられる環境から逸脱した世界で暮らす微生物がいることを知りました。オープンキャンパスでも応用化学科の先生から話を聞き、応用化学科への進学を決めました。
※現 工学部 応用化学生物学科

大学時代

大学院進学と同時にコロナ禍に入り、就職活動もリモートになりました。その中で支えになったのが4年生での教育実習の経験でした。実習を通して先生の仕事を体験していたからこそ、「先生になろう!」と思いました。教員採用試験の対策では教職教育センター支援室の先生方に本当に丁寧に教えていただきました。理科に加え他学科履修で技術科の教員免許が取得できたことも今につながっています。また研究で、学会発表などのために論文をまとめた経験が、今、授業の組み立てや実験・実習の準備で活きていますし、研究でのつまずきや失敗も教師という仕事の糧になっています。
※他学科履修:自分が在籍している学部や学科以外の科目を履修できるシステム

現在の仕事

中学校の技術科教諭として採用されました。昨年は理科の教員が足りなく担当していましたが、今年は1年生の学級担任と全学年の技術を担当しています。材料加工や生物の育成、エネルギーの変換や情報教育など多岐にわたる技術の授業の中で、特に力を入れているのが「課題解決型学習」です。1年生の実習では「身の回りに習ったことで解決できることはないか?」をテーマに、本棚やタブレットを置く台など各自が身の回りで活かせるものを作って、自分の考えを「表現」できるような授業計画をしています。授業づくりでの苦労はありますが、生徒たちが自分で作ったものを大事に使っているのを見るとうれしくなります。授業を通して「技術の先生になりたい!」と思う生徒を育てることが、私の目標です。

高校生への

大変な仕事といわれることが多い先生ですが、生徒たちの小さな変化や成長が目に見えてわかり、行事では、最初はバラバラだった生徒たちが一つになっていく姿を間近で見られるなど、先生だからこそ体験できることがとても多いです。神奈川工科大学には教員になりたい学生を全力でサポートしてくれる先生が大勢いて、教員採用試験に向けて手厚く教えてもらえます。ぜひ教職課程を履修して、いつか一緒の学校で働きましょう!