学びたい研究が見つかる!ミニ講義

神奈川工科大学は、工学部、創造工学部、応用バイオ科学部、
情報学部、健康医療科学部の5学部13学科を設置しています。

興味・関心のあるキーワードをタップして、
多種多様な研究の中から学びたい研究や先生を探してみよう!

応用バイオ科学部
応用バイオ科学科 准教授
和田 理征先生

プラスチックの特性を知ろう!~循環社会のために~

私たちの生活に欠かせないプラスチックは、海洋ごみの原因として問題となっています。しかし、プラスチックの特性を知ることによって、資源としての活用が見えてきます。汎用性プラスチックの特性を紹介しますので、プラスチックの活用法を考えましょう。

キーワード

化学物質、可能性、環境、環境負荷、環境問題、官能基、機能性材料、吸着、高分子、生分解性プラスチック、物性、プラスチック、分解、リン酸

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創造工学部
ホームエレクトロニクス
開発学科 教授
三栖 貴行先生

LED照明は照らすだけじゃない!

LED照明はモノを照らすだけに利用すると思われていないでしょうか?LED光が持つ効果を活用した研究を紹介します。

キーワード

LEDキャンドル、癒やし、照明 、水蒸気、超音波、発光ダイオード(LED)、光

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情報学部
情報メディア学科 准教授
酒井 雅裕先生

xR(VRなど)の基礎技術と切り拓く価値について

VRやARなどのxRの産業としての可能性や展望を、経済的側面と技術的側面の両方から検討します。双方とも社会に与える影響は大きなものですが、課題も多い様子です。ここ数年注目されているメタバースも価値創造の観点から検討します。

キーワード

AR(拡張現実)、VR(バーチャルリアリティ・人工現実・仮想現実)、xR(エクステンデッドリアリティ)、MR(複合現実・ミクストリアリティ)、買い物、仮想世界(仮想空間・メタバース)、ゲーム、交流、シミュレーション、スマートフォン、体験、モバイル

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創造工学部
自動車システム開発工学科
教授
山門 誠先生

運転好きな自動車屋がつくる自動運転技術

現在、自動車業界では世界中で自動運転車の開発にしのぎを削っていますが、その競争のポイントになりそうなのが「乗り心地」です。現時点ではまだ実現が難しい乗り心地のよさとは、どういったものなのでしょう。

キーワード

自動車

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健康医療科学部
管理栄養学科 教授
澤井 淳先生

廃棄物だった貝殻の抗菌パワーで食の安全!

ホタテの貝殻は年間30万トンも発生し多くは産廃として処理されます。しかし、加熱すると微生物の増殖を抑制する驚くべきパワーを持つ「資源」に生まれ変わります。今その効果が注目され、食品衛生に、医療に、世界で利用・研究が活発に行われています。

キーワード

安心、ウイルス、エコロジー、貝殻、公害、抗菌、高齢化、殺菌、次亜塩素酸、浄化、食品、洗濯、天然素材、ノロウイルス、バイオフィルム、免疫力

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創造工学部
ロボット・メカトロニクス学科 准教授
三枝 亮先生

~人間と機械が共に成長する未来を目指して~

人類はロボットAIすなわち「意思」をもつ道具を創ることで、その進化を飛躍させることができるのかもしれません。本講義では人間が独立した意志を持つロボットAIと共生して互いに成長や発達を促す方法について、人間の健康や科学技術の視点から迫ります。

キーワード

学習・学び、習得、人工知能(AI)、制御、プログラミング、分析、ロボット

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健康医療科学部
臨床工学科 助教
川崎 路浩 先生

AI(人工知能)を医療に役立てる!

将来の医療現場では、AIを使った機器が広まると考えられています。臨床工学分野でも、治療に役立つ新たなソフトウェアの研究開発が始まりました。例えばAIと医療情報を組み合わせ、透析患者の血圧を予測するソフトウェアです。予測が100%当たるわけではなくても、ある程度の精度で予測ができるのであれば、治療の手助けになることが期待できます。

キーワード

臨床工学、人工知能(AI)、機械学習、ソフトウェア、人工透析、医学、医療、天気予報、情報

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情報学部
情報工学科 教授
辻 裕之 先生

生成AIで写真を笑顔に 表情の転写技術が開く世界

最近の画像処理はとても進歩しています。背景に写った余分なものを消すなどの高度な処理が、今ではスマホで簡単にできるようになりました。しかし、自分のイメージ通りに画像を加工することはいまだに簡単とはいえません。画像処理ソフトの高度な機能を使いこなすにはかなり専門的な知識が必要とされるからです。これに対し、文章で「こういう画像を作ってください」と入力すると、その内容に従って画像を作成する生成AIのサービスが2022年に登場して話題になっています。この技術により、例えば、証明写真の顔画像について、「もう少し明るい表情で」とか、「少し笑って」といったイメージを言葉で伝えると、コンピュータがそれを適切に理解して写真を修整してくれるようになります。

キーワード

画像生成、人工知能(AI)、画像処理、顔、表情、読唇、アバター、コンピュータ、仮想世界(仮想空間・メタバース)

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工学部
機械工学科 准教授
萩野 直人 先生

汗の蒸発からジェットエンジンまで 熱流体の研究

災害発生時にドローンを飛ばして、現地の状況を撮影したいというニーズがあります。例えば、台風や集中豪雨発生時の河川の状況確認や雪山での遭難者の捜索です。悪天候の中で飛ばすことになりますから、ドローンは強風で揺れたり、機体に雪が着くなど、最悪の場合は墜落する恐れもあります。そこで強風などが飛行に及ぼす影響を調べ、それらの問題を飛ばし方などで解決するための研究が行われています。コンピュータシミュレーションで予測を立て、風洞で実験し、その結果をフィードバックして改善していきます。

キーワード

流体、熱、力学、ジェットエンジン、ドローン、冷却、天気、温度、災害、熱流体工学

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工学部
応用化学生物学科 教授
小池 あゆみ 先生

百花繚乱タンパク質の世界 ~強くて賢くて優しいシャペロニンの話~

タンパク質は、組織の構成要素であるだけでなく、遺伝子発現や免疫系など複雑な生命活動を担っています。タンパク質の正しい機能のためには各タンパク質が固有の構造を形成しなければなりません。しかし、熱などのストレスでタンパク質の構造は壊れて、変性してしまいます。変性タンパク質は、細胞中で凝集し、アルツハイマー病のような疾病の原因にもなります。変性タンパク質を見つけて構造を再生する(フォールディング)役割を担うタンパク質群のことを分子シャペロンとよびます。単純な原始の生物が少しずつ変化し人間へと進化する過程は、生命活動を担うタンパク質の分子進化の過程と言えます。分子の機能を研究することは、生物の成り立ちを辿り、生命活動を理解し、疾病の原因を解明するのはもちろんですが、生体分子を模倣して今ない機能性素材を人工的に作るときのアイデアにもつながります。

キーワード

タンパク質、シャペロン、酵素反応、アミロイド、免疫、分子、変性、生物、細胞、遺伝子、遺伝子発現

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