系統別KAIT理系女子カタログ

高校生のワタシ

プログラミングに興味を持ったのは、中学時代の情報の授業です。iPadを使ってアプリでキャラクターを動かすというものでした。思った通りにキャラクターを動かしたり、複雑な動きについて理論的に考えることがおもしろく興味を持ちました。この経験から、高校時代の進路選びで、プログラミングなどの情報を専門的に幅広く学べる情報学部への進学を考えました。また、一人暮らしをしたいのもあって、地元の愛知県ではなく、関東地方の情報学部のある大学を検索して、神奈川工科大学を見つけました。コロナ禍で実際に大学を見に行けない分、ホームページをよく見て施設などを確認しました。

大学生のワタシ

入学してすぐプログラミングの授業がはじまって以来、今も継続して何かしらのプログラミング言語を学んでいます。他にも、パソコンの基礎知識、ハードウェアやソフトウェア、Web、AIなどについて学び、幅広い知識を吸収しています。大学では、必修科目以外は自分で学びたいものを選択して履修することができます。この先学ぶ分野が分かれていったときに選択肢が狭まるのが嫌だったので、基礎的な授業はすべて履修するようにしました。2年生になったとき、1年生でのがんばりが評価されて、成績優秀者に選ばれことがとてもうれしかったです。

3年生になってからは、より専門的なことを学ぶ授業が多くなりました。また、研究室では「サプライチェーンマネージメント*」について学んでいます。経営的な場面でも情報技術が活かされていることや、まったく関わりのないようなところでも、AIを使って効率化が図れることに興味を持ちました。研究室ではサプライチェーンを理解するために、最初に3年生メンバーで配送の模擬ゲームをやりました。このゲームでは「在庫の仕入れ過ぎ」のような、現実でも起こりうる問題が起こります。このゲームで体験したのと同じ問題が、授業で使っている教科書の中に出てくると、「あのときのことだ！」と実感できるので理解しやすいです。最近は Java言語での在庫管理のプログラミングなどもはじまりました。