系統別KAIT理系女子カタログ

化学・バイオ系

2019

柏木 結衣

工学部
応用化学科 スーパーサイエンス医生命科学特別専攻 3年
神奈川県立西湘高校出身

夢だった研究職を目標に
スーパーサイエンス特別専攻で学んでいます

化学も生物も両方学びたい

進学先決める際、化学系に進むか生物系に進むかで悩んでいました。そんな時、神奈川工科大学なら応用化学科に在籍してスーパーサイエンス医生命科学特別専攻に入れば、化学と生物の両方の分野について学べると知り本学を選びました。6分野あるスーパーサイエンス特別専攻*では、所属している学生全体で受ける授業があるので他学科の人とも仲良くなりやすいですし、他学科の人から「どんなことを学んでいるか」を聞いて知識を深められます。

*スーパーサイエンス特別専攻
学ぶ意欲が強く、学力の高い学生を対象に、電気電子、医生命科学など6分野において、次世代の研究者・技術者を養成するための特別な教育プログラム。

特別専攻ゼミでいち早く本格的な研究を体験

スーパーサイエンス特別専攻では、在籍している学科の授業以外に特別専攻生用の授業も受けます。私の場合は応用化学科で、有機化合物の反応や環境汚染などについて勉強しており、医生命科学特別専攻では、免疫化学や薬理学のほかに最先端の研究(がん治療やiPS細胞など)についての講義を受けています。また、2年生の特別専攻ゼミでは「花粉症にビタミンBは効くのか」について、論文や実験方法を調べて研究に取り組みました。このゼミで学んだことは、他の授業でも役立っています。

同じ夢を持つ仲間がいる安心感

卒業後は大学院に進学して研究職に就きたいと思っています。子どもの頃から、周りの人が知らないことについて調べたり考えたりすることが好きで、研究職が夢でした。ただ、高校生の頃は、理系クラスの女子のほとんどが看護師志望で、研究者になりたいという人は私くらい。女子が少ない応用化学科に進学して友達ができるのかも不安でした。でも、入学後は私と同じように研究職を目指していたり、何かを開発したいと思っていたりする女子がいると分かり、私はこのまま進めばいいのだと安心しました。

Episode
広報学生スタッフに所属しており、オープンキャンパス運営の手伝いなどをしています。オープンキャンパス当日のイベントについて説明したり、大学の施設を紹介するツアーをしたりするので、人前で話すことに抵抗感がなくなりました。来場者に私の説明を誉めてもらえることが嬉しくて励みになっています。
実際に大学へ行ってみると考えていた雰囲気や学びの内容が違うということがあるので、オープンキャンパスなどを利用して自分の目で見ることは大切です。また、興味なかった分野の学科にも見学に行ってみると意外な気づきがあったり、自分が進みたいと思っている分野がはっきりと見えてきたりするのでお勧めです。

1日のスケジュール

9:30〜 授業
11:10〜 昼食・友達とおしゃべり
昼食はカフェテリアで食べます。美味しいご飯と眺めよいのがお気に入りです。アイスやプリンなどのデザートも安くてとっても美味しいのでオススメです!
13:30〜 実験
16:30〜 課題
女子学生専用フロアのラウンジには机があるので、友達と一緒に課題をしたりします。
17:30 下校

1週間のスケジュール

1 免疫化学★
2
3 文学
4 エネルギー材料科学
5 グローバル・コミュニケーション★
1 有機反応化学★
2
3 応用化学実験J
4
5
1 3年生特別専攻ゼミ★
2 量子化学
3 科学技術英語I★
4 生命機能材料科学★
5
1
2
3
4 Reading & Listening I-A★
5
1
2 環境保全・エコロジー
3
4
5 Reading & Listening I-B★

★:医生命科学特別専攻で必修科目

1 免疫化学★ 有機反応化学★ 3年生特別専攻ゼミ★
2 量子化学 環境保全・エコロジー
3 文学 応用化学
実験J
科学技術
英語I★
4 エネルギー
材料科学
生命機能材料科学★ Reading & Listening I-A★
5 グローバル・
コミュニケーション★
Reading & Listening I-B★

★:医生命科学特別専攻で必修科目