野川 章太
野川 章太 Nogawa Shota

医療法人社団 松和会 内定

健康医療科学部臨床工学科 4年

神奈川県立伊志田高等学校出身

透析医療に携わる臨床工学技士として 血液透析に特化したスペシャリストになりたい

機械工学的な医療系に魅かれる

両親が看護師なので、医療系に進みたいと思っていました。高校3年のときに、機械工学的な医療系の仕事として臨床工学技士を勧められ、医療系でも工学的な内容を学べることに魅力を感じ、県内で臨床工学技士を養成している学校を探しました。神奈川工科大学臨床工学科のオープンキャンパスに参加し、新設学科で施設や設備が新しくさまざまな医療機器が設置されているのも魅力で進学を決めました。

実習を通し、臨床工学技士の責任の重さを実感

4年次に病院で1か月半「臨床実習」を行いました。透析やME室での保守点検、手術室の麻酔器の点検など、臨床工学技士の方からさまざまな業務の指導をしてもらいました。医師や看護師のチーム医療スタッフのカンファレンス見学も行い、臨床工学技士のチーム医療の中における役割や責任を知ることができ、患者さんの命を預かっている責任の重さを実感しました。

ME: Medical Engineer の略称、臨床工学技士のこと。

透析医療に重点をおいた就職活動

臨床工学技士の仕事の中で、「透析業務」が患者さんと密接に関わることが多いと感じたので、就職活動は透析クリニックで探しました。松和会は、透析医療を目的に設立された医療法人で、神奈川県下では歴史があり、最新の機器やシステムを導入し、患者さんを第一に考えた技術や知識を高める研修を行っているという点に魅力を感じて挑戦し、内定をいただきました。血液透析に特化したスペシャリストを目指し、将来は透析技術認定士にも挑戦したいです。

Side Story

ジャンルを問わず映画が好きで、よく観に行っています。感動したり心に残った映画のパンフレットを購入して作品内容を振り返っています。

Feature

卒業研究は先輩の研究を引き継ぎ、透析用の穿刺(せんし)針を刺す際の、持つ力などを計測しました。針を握る指に力のかけ具合がわかるセンサーをつけ、指の荷重を計測し、計量的にベストな穿刺針の力のかけ具合を探っていきました。

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